夜中、家の中が静まり返った時間帯に
「カンッ」「コンコン」「ゴン…」 と水道管から音が聞こえてきて、不安になった経験はありませんか?
- 「何か壊れているのでは?」
- 「このまま放置しても大丈夫?」
- 「修理が必要なのか知りたい」
こうした疑問を持つ人は少なくありません。
実は、水道管の音は珍しい現象ではなく、原因によっては心配いらないケースも多いのです。
この記事は、日常の「ちょっとした困りごと」を
自分で調べて解決してきた経験をもとにまとめています。
実際に、夜中に「コンコン」という音が続き、水道メーターを確認したところ異常はなく、給湯器の作動音だったことが分かり安心した経験があります。
夜中に水道管が鳴りやすいのはなぜ?
まず知っておきたいのが、
夜中は水道管の音が目立ちやすい時間帯だという点です。
夜中に音が気になりやすい理由
- 周囲が静かで小さな音も聞こえやすい
- 気温が下がり、配管が収縮しやすい
- 集合住宅では他の部屋の使用音が伝わりやすい
つまり、昼間は気づかなかった音が
夜になると急に大きく感じることも多いのです。
先に結論|夜中の水道管の音はこう判断すればOK
- 一瞬で鳴って止まる → ほぼ問題なし
- 決まった時間帯だけ鳴る → 構造や他住戸の影響が多い
- 大きな衝撃音が続く → 早めに確認・相談
夜中に水道管が鳴る主な原因【音の種類別】
① カンッ・コンッという金属音がする場合
この音の正体は、多くの場合
**配管の伸縮(熱膨張・収縮)**です。
なぜ起こる?
- 水やお湯の温度変化
- 夜間の気温低下
- 給湯器の作動・停止
金属製の水道管は、温度が変わると
わずかに伸び縮みします。
その際、壁や床の内部で配管がこすれ
「カン」「コン」という音が出ることがあります。
▶ 危険度:低(ほぼ問題なし)
② コンコン・コツコツと一定間隔で鳴る
この場合、考えられるのが
他の部屋や近隣での水の使用です。
特に以下の環境では起こりやすくなります。
- マンション・アパート
- 配管が共有されている建物
- 深夜にトイレや給湯器が使われた場合
自分が水を使っていなくても、
他の住戸の水圧変化が伝わり音として聞こえることがあります。
▶ 危険度:低(構造上よくある)
③ ゴンッ!と大きな衝撃音がする場合
注意が必要なのがこの音です。
原因として多いのが ウォーターハンマー現象。
ウォーターハンマーとは?
水の流れが急に止まったときに
水圧が衝撃として配管に伝わる現象です。
- トイレの自動止水
- 洗濯機の給水停止
- 給湯器の作動停止
これらがきっかけで
「ゴン!」という大きな音が出ることがあります。
▶ 危険度:中(放置はおすすめしない)
④ シュー・キーンという音が続く場合
この音は
水漏れや圧力異常の可能性があります。
- 配管のどこかで水が漏れている
- バルブの劣化
- 水圧が高すぎる
特に、水を使っていないのに
音が鳴り続ける場合は要注意です。
▶ 危険度:高(早めの確認が必要)
放置しても問題ないことが多いケース
- 音が一瞬で止まる
- 毎回同じタイミングで鳴る
- 季節や気温によって鳴ったり鳴らなかったりする
これらは、
配管の構造や温度変化が原因の可能性が高いです。
放置しないほうがいいケース
- 音が以前より大きくなってきた
- 毎晩のように鳴る
- 水道代が急に上がった
- 壁や床が湿っている
このような場合は
配管トラブルが進行している可能性があります。
自分でできる確認ポイント
① 水を使っていない時間に音が鳴るか
完全に使用していないのに音が続く場合は
水漏れの可能性があります。
② 特定の場所だけで鳴っているか
- キッチン付近
- 浴室付近
- 洗濯機周辺
場所が特定できれば
原因の切り分けがしやすくなります。
③ 水道メーターが動いていないか
すべての蛇口を閉めた状態で
メーターが回っていたら、
どこかで水が漏れている可能性大です。
今すぐできる対策・応急処置
水圧を下げる
- 元栓を少し絞る
- 給湯器の設定を見直す
これだけで
ウォーターハンマー音が軽減することもあります。
クッション材で音を軽減
配管が露出している場合は
防音用クッション材を巻くことで
音が和らぐケースもあります。
使用タイミングを見直す
夜中に洗濯機や食洗機を使っている場合、
音の原因になっていることもあります。
業者に相談すべきタイミング
以下に当てはまる場合は、
早めに専門業者へ相談しましょう。
- 大きな衝撃音が頻繁に出る
- 水漏れが疑われる
- 築年数が古く配管劣化が心配
- 自分で原因が特定できない
放置すると
配管破損 → 修理費用が高額になる
というケースもあります。
まとめ|夜中の水道管の音は原因を見極めることが大切
夜中に水道管が鳴る現象は、
- 温度変化による配管の伸縮
- 水圧変化
- 他の住戸の影響
など、必ずしも異常とは限りません。
ただし、
- 音が大きい
- 継続的に鳴る
- 水漏れの兆候がある
場合は、放置せず
早めに確認・対策することが重要です。
「ちょっと気になる」段階で原因を知っておくことで、
無駄な不安や大きな修理トラブルを防ぐことができます。


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