お風呂やキッチンでお湯を使ったときに、
給湯器から
「ボンッ」「ゴーッ」「キーン」と
いつもと違う音がすると不安になりますよね。
「爆発しない?」「壊れかけ?」
そう感じる人は少なくありません。
結論から言うと、
給湯器の音=すぐ危険ではありません。
ただし、放置すると危険な音も存在します。
この記事では、
給湯器から出る音を
種類別に分けて、
危険度・原因・対処法を分かりやすく解説します。
まず知っておきたい:給湯器は音が出る
給湯器は、
- 点火
- 燃焼
- 温度調整
を行うため、
ある程度の音は正常です。
重要なのは「音の種類」と「以前との違い」です。
音① ボンッ・ドンッという音
原因
- 点火時の燃焼音
一瞬だけ鳴る場合は
正常動作の可能性が高いです。
注意点
- 音が大きくなっている
- 毎回鳴る
この場合は
点検を検討しましょう。
音② ゴーッという大きな音
原因
- 燃焼音が強くなっている
- 風の影響
屋外設置の給湯器では
風が原因で音が大きくなることがあります。
対処法
- 風が強い日だけなら様子見
- 常に鳴るなら点検
音③ キーン・ピーという高音
原因
- 内部部品の劣化
- ファンモーターの異常
危険度
⚠ やや高め
放置すると
完全に動かなくなる可能性があります。
音④ カタカタ・ガタガタ音
原因
- 内部部品の緩み
- 外装カバーの振動
対処法
- 明らかに外から鳴っているなら
カバーの確認 - 内部の場合は無理に触らない
音⑤ シュー・ヒューという音
原因
- ガスや空気の流れ音
短時間で消えるなら
問題ない場合もありますが、
⚠ 注意
- 音が止まらない
- ガス臭がする
この場合は
すぐ使用を中止して連絡してください。
給湯器の音を放置するとどうなる?
- 突然お湯が出なくなる
- 修理費が高額になる
- 冬場に使えず困る
異音は
早期発見が一番安く済むサインです。
自分でできるチェックポイント
- 音は一時的か
- 毎回同じ音か
- 使用年数は何年か
給湯器の寿命は
約10年が目安です。
修理か交換かの判断目安
- 10年以上使用
- 異音+温度不安定
- 修理見積が高い
この場合は
交換を検討した方が
結果的に安くなることもあります。
賃貸の場合はどうする?
- 自分で修理手配しない
- 管理会社や大家に連絡
勝手に業者を呼ぶと
トラブルになる可能性があります。
まとめ
給湯器の異音は、
- 正常動作
- 経年劣化
- 故障の前兆
さまざまな原因があります。
危険な音を見極め、
無理せず早めに相談することが大切です。


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